ロンドンプライド【フラーズ】

今回はイギリスのビールですよー!

ビールと言えばドイツのイメージがありますし、もちろんその通りなのですが

イギリスはいうなれば「エール」の国なのです。

 

紀元前より蜂蜜酒の代用品として作られたエールは永きに渡ってなんと1471年に至るまで

香料、保存料であるところのホップが使われていなかった様です。

しかも当時はホップ使用のもの→ビール、

不使用のもの→エールと区別されていたとかなんとか。

 

現在のようにエールにもホップが使用されるようになったのが1648年。

今では区別というより「エール」は数あるビールの種類のひとつといった感じですね。

この辺のビールの種類についても、近く記事を書きたいと思ってます。

(書きました→ビールの種類と発酵方法

 

てなわけで!

前置きが長くなりましたが今回もペールエールです。

理由は飲みやすいからに他なりません!

 

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<ロンドンプライド>

メーカー:フラー・スミス・アンドターナー

生産国:イギリス

タイプ:イングリッシュペールエール

アルコール度数:4.7%

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写真 2016-02-27 19 27 42

 

 

写真 2016-02-27 19 28 45

 

 

ちなみに「ペール」は淡いとかって意味で、

そのまんまビールの色のことを表しています。

スードラとかの方が淡い色してますけどね。

もっと濃い色のエールもあるってことですね。

 

お味の方はと言いますとこれまた苦味は弱め。

ですがよなよなエールとは違い後から追いかけてくるような苦味ですね。

わずかに甘みや酸味もありつつ全体的に柔らかな飲み心地です。

 

プライドなんてめちゃ強そうな名前が付いてますが、

お上品な紅茶でも頂いているかのような気分~!

 

芳ばしい麦の香りが口に広がっていく中に

わずかに青リンゴのようなフルーティさが感じられるような・・・?

 

炭酸は弱めで泡もすぐに消えてしまいますが、

さっぱりとなめらかな口当たりです。

 

これもやはりキンキンに冷えた状態よりすこしおいて、

気持ちぬるめの方がおいしく頂けるでしょう。

これは発酵のさせ方によって冷やすかぬるめか変わるので、

ビールの種類と併せて改めて詳しくお話したいと思います。

(お話しました→ビールの種類と発酵方法

 

いぱ評!

飲みやすさ

★★★★☆

コスパ

★★★☆☆

満足感

★★★☆☆

 

こういった330ml瓶のビールって売っているところはあまり多くないですが

最近は大手スーパー等でちらほら見かけるようになりましたし、

もちろんネットでも1本から買えます!

紳士の国の伝統の味、ぜひとも気軽に味わってみてください!